嵐電 妖怪電車 2024年

久しぶりに嵐電の妖怪電車に乗ってきました。子どもたちにも人気の電車です。

妖怪電車

2007年から始まり、嵐電の夏の風物詩となっている妖怪電車。2019年以来、久しぶりに乗ってきました。コロナ禍での中止を経て2023年に復活した電車です。子ども連れの親御さんたちの列が四条大宮駅には出来ていました。今年から変わっている部分もありますので、以下に2024年の概要を記載します。

妖怪電車

乗車料金は、通常より高い300円で子ども料金はなくなりました。以前は妖怪姿の方は割引がありましたが、昨年からそうした制度はなくなりました。そのため、一般乗客で妖怪姿の人は少なくなった印象です(妖怪姿でなくとも乗れます)。一方で、駅員さんに妖怪認定をされると、今年は記念品の「妖怪電車うちわ」がプレゼントされます。

妖怪電車うちわ

妖怪電車は、嵐山発と四条大宮発のみで、途中下車・乗車はできません。時間は四条大宮発が17時38分発と19時08分の2便。嵐山発は、16時58分発、18時28分発、19時58分発の3便です。切符は、四条大宮駅と嵐山駅で各便の出発40分前からの発売となりますのでご注意を。定員は昨年より10名増えた130名で、実際にそれ以上の人が並ぶこともあり、そうなると次の便の待ち対象となり、1~2時間は待つ可能性がある点にご注意ください。購入時には子どもを含む乗車する人全員がそろっている必要もあります(代表のみが列に並んで買うのは不可。ただし販売時間に戻っていればOK)。

妖怪電車

禁煙は海外からの乗客も増え、人気の電車となっています、今回は何とか並んで切符を買いました。出発直前になると本格的な姿の妖怪が乗り込んできます。妖怪は「妖怪藝術団体『百妖箱(ひゃくようばこ)』」がプロデュースする妖怪とのこと。さすがのクオリティです。電車が走り出すと、おどろおどろしい音楽も流れ、目隠しで暗くなった車内では妖怪たちが動きまわって、驚かしにかかります。

妖怪電車

小さな子どもたちにはそれはもう恐怖の時間。「わー!ぎゃー!」という声も聞こえる一方、すぐに慣れて妖怪と仲良くなる子もいたり、大きな子は妖怪をぜんぜん怖がらなかったりと、様々でした。全体的には怖がらない子どもの方が多く、妖怪が実は優しいこともあって、妖怪との記念撮影もしばしば行われます。

妖怪電車

四条大宮から24分の時間を経て、電車は無事に嵐山駅に到着しました。嵐山駅では、別の車両に乗っていた妖怪も含めて、駅のホームでも写真撮影会のようになったりします。折り返しの切符も嵐山駅で売っていますので、帰りも乗りたい方は、再度切符を買って帰りも妖怪電車という手もありますが、近年は人気で売切れている場合もあります。再度乗れればラッキーでしょう。

妖怪電車

子どもたちに人気の妖怪電車。今年はすでに日程が終了しましたが、また来年以降も開催されると思いますので、機会がありましたら乗ってみてください。運行状況の詳細は、必ず嵐電のホームページでその年の最新情報をご確認ください。

妖怪電車

ガイドのご紹介 吉村 晋弥

京都検定1級に7年連続の最高得点で合格(第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として20年。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。BS朝日「あなたの知らない京都旅」、KBS京都(BS11)「京都浪漫」出演。特技はお箏の演奏。

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