京都市中央市場　水産棟見学エリアと「あじわい館」

先日、京都市中央市場の水産棟見学エリアと「あじわい館」を訪れました。

京都市中央市場の水産棟見学エリアは2023年に新規オープンした場所で、ホテルエミオン京都の2階から行くことができます。あるいは丹波口駅方面の市場の北側からも行けます。早朝5時から入ることができ、5時台はセリの様子も見学できます。

市場には京都をはじめ各地から水産物など生鮮食品が集まり、セリ落とされたその日のうちに、小売りを経て食卓やお店で提供されます。日中の水産棟は閑散としていますが、見学エリアでは市場について様々な角度から展示がありますので、セリや流通の様子が詳しくわかると思います。全長約260mもあり、見ごたえがあります。

また丹波口駅からも近い「あじわい館」は2013年にできた場所で、京野菜など食材や京料理について学べ、リアルな食材のサンプルで実物を見ているかのように理解できます。また、おだしの飲み比べや、おみやげも買うことができるのもよいです。お料理教室も行われていますので、ホームページもご確認ください。いずれも無料で見学できるのもありがたいです。機会があれば訪れてみてください。

ガイドのご紹介　吉村晋弥

京都検定1級に7年連続の最高得点で合格（第14回合格率2.2％）、「京都検定マイスター」。気象予報士として20年。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。BS朝日「あなたの知らない京都旅」、KBS京都（BS11）「京都浪漫」出演。特技はお箏の演奏。