赤色の京都タワー

京都駅前にある京都タワーは、京都のシンボリックな建物です。9月30日は赤色になっていました。

京都タワー

京都タワーは新幹線が開業した昭和39(1964)年に開業した京都のシンボルタワー。2024年4月から「ニデック京都タワー」が正式名称となりました。京都の絶景スポットと言えば、大文字山や青龍殿もよいですが、やはり京都タワーでしょう。京都タワーは地上100mからの360°の大パノラマを望むことができます。さらに展望室の望遠鏡からは、下界の様子も手に取るように見えます。京都タワーを下から見上げている人は、実は京都タワーからも見られているのです。

京都タワー

京都タワーのてっぺんまでの高さは131mですが、これは当時の京都市の人口が131万人だったからです。ビルの高さ制限が31mだったため、そこまで目いっぱいのビルを建て、その上に屋上工作物という名目で、高さ100mのタワーが乗っています。その重量はなんと800トンもあるのだそう。ちなみに、展望室はビルも含めてちょうど100mの高さで、京都タワーは100と31という数字がキーワードとなっています。

京都タワーと羅城門の模型

京都タワーは京都の街を照らす灯台をモチーフに作られています。形が和ロウソクにも似ているので、近くにある東本願寺に献じるロウソクに見立てられて「お東さんのローソク」とも呼ばれ親しまれていますが、実は灯台なのです。

京都タワー

タワーの色は時折変わり、9月30日は翌日(10月1日)の展望の日を記念して、赤色に変わっていました。一方、毎月16日は京都市が「Do you kyoto?デー(環境に良いことをする日)」としていることに賛同して、塔体をライトダウンしている時間帯もあります。また、個人の記念日などの際にも有料で色を変えられますので、気になる方はホームページをご確認の上、お問い合わせ下さい。

ガイドのご紹介 吉村 晋弥

京都検定1級に7年連続の最高得点で合格(第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として20年。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。BS朝日「あなたの知らない京都旅」、KBS京都(BS11)「京都浪漫」出演。特技はお箏の演奏。

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