妙心寺の東林院 梵燈のあかりに親しむ会 2024年

妙心寺の東林院では、梵燈のあかりに親しむ会が20日まで行われています。

東林院 梵燈のあかりに親しむ会

妙心寺の塔頭寺院のひとつが東林院。普段は非公開ですが季節に応じた行事があり、特に6月の「沙羅の花を愛でる会」にはたくさんの方が訪れます。「小豆粥で初春を祝う会」は、毎年1月15日から31日まで行われており、秋の10月には「梵燈のあかりに親しむ会」が行われ、夜間拝観ができます。「梵燈のあかりに親しむ会」の料金は、拝観のみが700円、お抹茶付きが1300円です。時間は18時~21時で20時半が最終受付です。

東林院 梵燈のあかりに親しむ会

「梵燈のあかりに親しむ会」は、今年で20回目を迎える行事で、境内を梵燈の穏やかなあかりで照らされる幻想の空間を味わえます。室内の明かりは必要最小限となっていて、優しいあかりや静けさの中で非日常の時を過ごせるでしょう。

東林院 梵燈のあかりに親しむ会

奥の蓬莱の庭では、毎年禅の教えの言葉である禅語から毎回三~五文字を蝋燭などのあかりで表現しています。今年は「明月照松間(めいげつしょうかんをてらす)」でした。現地の説明によると「明るい月が松林を照らして、静寂そのもの。自然のなせるわざであり、無心そのもの。(中略)今宵、皆様に静寂、無心のひとときが訪れますように」との説明が書かれていました。毎回、なるほどと思わされます。

東林院 梵燈のあかりに親しむ会

梵燈のあかりに親しむ会はは、今年は20日まで。ゆっくりと時間を過ごせる場所です。機会がありましたら、ぜひ訪れてみて下さい。なお、風がある日は文字の灯りが消えてしまう場合があるためご注意を。できるだけ風の弱い日に訪れるとよいでしょう。

東林院 梵燈のあかりに親しむ会

ガイドのご紹介 吉村 晋弥

京都検定1級に7年連続の最高得点で合格(第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として20年。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。BS朝日「あなたの知らない京都旅」、KBS京都(BS11)「京都浪漫」出演。特技はお箏の演奏。

散策・講座のお知らせ

【散策を受付中!】
10月31日(木)13時30分~16時頃
国宝となった美しき六観音像!特別公開の千本釈迦堂、般舟院陵から釘抜地蔵へ
11月1日(金)13時~16時頃
非公開文化財特別公開!花山天皇ゆかりの元慶寺から初公開の阿弥陀寺へ

【散策を受付予定!】
11月19日(火)午後 → 行き先未定

【10月から「丹後七姫講座」を開催!】 ※原則第2金曜日19時30分~
【丹後七姫講座】丹後の歴史を彩る女性たちの物語

【9月~の講座を受付開始!】
奥深い京都へのいざない!マニアック京都講座
9月「八瀬の里と赦免地踊り」、10月「嵯峨野の社寺(宝筐院、厭離庵など)」、12月「松ヶ崎と妙法の送り火」

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