大覚寺で今年は9日~12日までの日程で、嵯峨天皇奉献華道祭が行われており、今年は大覚寺寺号勅許(開創)1150年を記念して「大華道祭」として日程も増やして開催されました。

大覚寺はいけばなの嵯峨御流(さがごりゅう)ゆかりの寺として知られ、毎年春に華道祭が行われています。嵯峨御流は、嵯峨天皇が大沢池にある菊が島の菊を手折り、殿上の花瓶に挿されたのが始まりとされており、嵯峨天皇の離宮がのちに寺に改められたのが大覚寺です。華道祭では、大覚寺の建物内に生け花が展示されてより一層華やかになります。

また、華道祭では大沢池に龍頭(りゅうとう)舟・鷁首(げきしゅ、げきす)舟が出て、舟上からの風景を楽しむことができます(1000円)。大沢池で舟に乗る時ができるのは、秋の中秋の名月の頃と、春の華道祭の時だけです。中秋の名月は大混雑ですが、春の華道祭は空いていて、待ち時間もわずかで舟に乗れ、優雅な時間を過ごすことができるのでおススメです。なお、以前は舟の上で茶席がありましたが、現在は五大堂脇の観月台で行われています(雨天時は五大堂内にて)。

ただ、私が訪れた10日は雨による荒天が見込まれたため、舟は中止となってしまいました。大変残念ですが、仕方がなかったでしょう。一方で、今年は大覚寺寺号勅許(開創)1150年を記念して「大華道祭」として、例年より日程が1日多かったほか、大沢池周辺にも大きな生け花の作品が置かれていました。

天気は雨ながら、例年よりも華やかな池の周囲を散策し、名残の桜と新緑を楽しませていただきました。今年はすでに終了しましたが、来年以降も趣向を凝らした生け花を見せてくれる貴重な機会に足を延ばすことができればと思います。今回は「まいまい京都」さんの散策で訪れました。ご参加ありがとうございました。

ガイドのご紹介 吉村 晋弥

京都検定1級に8年連続の最高得点で合格(通算11回合格。第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として20年。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。BS朝日「あなたの知らない京都旅」、KBS京都(BS11)「京都浪漫」出演。特技はお箏の演奏。
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【中止!】5月14日(木)13時30分~16時頃
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→ 本年は大書院や庭園の公開が行われないため、中止といたします。
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5月15日(金)9時30分~12時頃 ※雨天の場合は16日(土)に。
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