泉涌寺で、9月6日まで小方丈の襖絵が公開されています。

泉涌寺の小方丈は通常非公開の場所で、江戸時代に造営された御所のお里御殿の一部が明治の火災後に移築されたものです。その襖絵が、今年の「開山月輪大師八百年御遠忌」記念として、中国・上海を拠点に活動する画家・方攸敏(ファン・ユーミン)氏により新たに奉納され、今回初の一般公開となりました。氏は、2024年に泉涌寺で個展を開いたご縁があったそう。

襖絵は『御寺月輪・四季大観図』と名付けられた全42面です。見学には泉涌寺の拝観料500円に加え、本坊受付で別途御座所庭園拝観料500円が必要です。襖絵の写真撮影はOKでした。

襖絵は春夏秋冬の花々が部屋ごとに描かれ、色彩が綺麗でした。方攸敏(ファン・ユーミン)氏は、優れた表現力から「花王」とも呼ばれているそうで、生命力を感じる華やかな作品でした。ぜひ、じっくりとご覧ください。

小方丈の裏では、秋篠宮文仁殿下が平成27年の訪問時に命名された「五行の庭」を眺めることができます。色とりどりの庭の様子に秋篠宮殿下が感銘を受けられ、五色を象徴的に表す五行にちなんだのだそうです。

襖絵の公開は9月6日まで。御座所庭園も併せてご覧いただけます。

ガイドのご紹介 吉村 晋弥

京都検定1級に8年連続の最高得点で合格(通算11回合格。第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として20年。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。BS朝日「あなたの知らない京都旅」、KBS京都(BS11)「京都浪漫」出演。特技はお箏の演奏。
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