記録的な猛暑日日数だった京都

2025年の京都は記録的な猛暑日日数となりました。

鴨川デルタ

全国的に記録的な暑さとなった今年。9月前半も暑い日が多く、京都は35℃以上の猛暑日の日数が9月17日までに「61日」に達しました。2023年は43日で過去最高を更新し、翌2024年は54日まで増加。今年はさらに多くなりました。京都の猛暑日の年間日数の平年値(1991年~2020年の平均)は19.4日ですので、今年は3倍以上の日数となりました。本当に異常な数字です。

鴨川デルタ

また、京都は都市化(ビルの表面積や排熱の増加)によって、特に夜から朝にかけて気温が下がりにくく、最低気温が25℃以上の熱帯夜の日数も17日までに「66日」を数えています。熱帯夜の日数は、海沿いの大阪・神戸・名古屋・福岡では70日を超えており、那覇に至っては100日を超えていますが、本来内陸は昼は暑くとも夜には気温が下がるのが一般的ですので、京都で60日を超えているというのは異例といえるでしょう。

鴨川

2025年は梅雨明けが早く、高気圧の勢力が2階建てで強かったほか、日本近海の海面水温が高いなど、高温となった理由を探すと今年ならではの理由も見つかりますが、やはり地球温暖化の影響は疑いようがないといえるでしょう。そして都市化の影響も大きく、朝に気温が下がりきらないまま翌日には気温が上がり、容易に35℃を超えるようになっています。

鴨川

今年の京都は37℃以上の日数も22日に達しており、高気圧が強い時には35℃どころか37℃が当たり前という状態でした。もはや外出にも危険が伴うというレベルですし、エアコンがないと生活ができない暑さだと思います。

鴨川

2023年から3年続けて観測史上最高を更新するような猛暑が続いており、気候がシフトしたと感じるほどの変化です。もはや昔のような夏には戻らないという意見もあり、来年以降も心配です。目先は秋雨もあって35℃以上の猛暑日からは解放されそうですが、30℃以上の真夏日、25℃以上の夏日の日はまだまだ増えそうです。ここからの秋は劇的に気温が下がっていくのが例年ですが、1か月予報では明確な高温傾向となる見込みで、どこまで下がってくるか不安もあります。何とか紅葉も綺麗に色づいてほしいと願っています。

鴨川と三条大橋

ガイドのご紹介 吉村 晋弥

京都検定1級に8年連続の最高得点で合格(通算10回合格。第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として20年。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。BS朝日「あなたの知らない京都旅」、KBS京都(BS11)「京都浪漫」出演。特技はお箏の演奏。

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