清水寺で14日に発表された「今年の漢字」。23日まで本堂に展示されています。
この時期の全国的な注目といえば「今年の漢字」。日本漢字能力検定協会の主催で、全国から応募された中から最も多い文字が選ばれ、例年「漢字の日」である12月12日に清水寺にて発表されていますが、今年は14日の発表となりました。つい先日、本堂舞台の修復が終わり、真新しい木の色が残る舞台でのお披露目となりました。揮ごうされた漢字は、本堂で23日まで展示されており、24日からは漢字ミュージアムに場所を変えて展示されます。
今年の漢字に選ばれたのは「密」でした。20万8025票の応募のうち、最多の2万8401票で選出。2位は1万3655票で「禍」、3位は1万369票で「病」となりました。いずれも新型コロナウイルスに関わる言葉です。「密」は、三密を避けるというワードに加え、家族などと寄り密接な関わりを持てたという意味もあるようです。来年は、前向きな漢字が選ばれて欲しいですね。
『京ごよみ手帳2021』休刊のお知らせ
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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)
京都検定1級に3年連続最高得点で合格(第14回~第16回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。
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