京都では12日朝に南岸低気圧の影響で積雪となる恐れがあります。最新情報や実況にご注意ください。
北陸で大雪となっている今回の寒波。場所によっては平地でも2mを超える積雪を記録し、35年ぶりの豪雪と言える状況になっているところもあります。今回は西寄りの風が卓越したため、京都では上流部が陸地となって雪が降らず、一方でマイナス4.1℃という2000年以降では2016年の記録と並んで最も低温を観測しています。
そうした冷たい空気が残った状態で、南岸低気圧が通過する見込みで、12日明け方から昼過ぎにかけて京都でも雪か雨となる予報が出されています。10日夕方段階では12日朝の予想最低気温はマイナス1℃で、このままの予想だと朝は雪が積もってきます。気象台は大雪に関する情報を出し、京都府南部平地で「多いところで5㎝~10㎝」の降雪を予想しています。ただ、南岸低気圧による降雪は予想が難しく、わずかの気温の違いで雪が雨で降ったり、低気圧の発達度合いで量が変化することがあります。一般論として、朝は雪で午前中に雨に変わる流れもあるでしょう。可能性としては、12日朝に積もっていることを前提に、大雪となる恐れもあるため最新情報や実況にご注意ください。
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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)
京都検定1級に3年連続最高得点で合格(第14回~第16回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。
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