若宮八幡宮 幻想的に照らされた石橋

若宮八幡宮の石橋
五条坂にある若宮八幡宮の石橋がライトアップされていました。

若宮八幡宮の石橋若宮八幡宮は五条坂にある神社で、創建は平安時代。もともとは源氏の本拠地である六条堀川付近に祀られていた神社です。秀吉の時代に東山に移り、のちに現在地に落ち着きました。源氏の頭領ゆかりの由緒ある八幡様として信仰が厚く、昭和期には陶器の神様を合祀して、門前で行われる陶器まつりの中心的なお社となっています。

若宮八幡宮の石橋7日から10日にかけて、門前では五条坂陶器まつりが行われて数多くの露店が並び活況を呈します。同じ期間には六道珍皇寺の六道まいりが行われており、境内は両地点を結ぶ近道として裏口が開かれ、期間中のみ石橋も幻想的に照らされています。石橋は本殿の右手側にあり、あえて回り込まないと存在すら気が付きにくい場所にあります。秋は紅葉の穴場にもなっています。

若宮八幡宮 陶器人形8月7日から10日のこのルートはまさに知る人ぞ知る抜け道。橋はとても美しいので、ご存知でなかった方は来年以降に通ってみてください。境内では昨年から復活した陶器人形が今年も並んでいました。琳派400年ということで風神・雷神がモチーフにされているようです。昨年の作品とあわせてより華やかになっていました。昨年約半世紀ぶりに復活した陶器人形ですが、来年以降も続いていってもらえたらと思います。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。特技はお箏の演奏。

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