出町柳の妙音弁財天

妙音弁財天
先日、出町柳にある妙音弁財天を訪れました。

妙音弁財天妙音弁財天は、出町柳の賀茂川に架かる出町橋西詰にあります。本尊は、南北朝時代に活躍をした西園寺寧子(さいおんじやすこ)の念持物であったという弁財天の画。弘法大師が描いたともされます。西園寺家は琵琶を教える家であったことから、琵琶を手に持つ弁財天を守護神として厚く信仰していました。この絵は西園寺寧子が嫁いだ持明院統の天皇から伏見宮家へと伝わって行きます。

妙音弁財天伏見宮家は、江戸時代に河原町今出川下る東側に屋敷を構え、やがて弁天様は一般の人にも参拝が許されるようになり、信仰を集めていきました。ところが明治になって天皇が東京へと移ると宮家もそれに付き従い、一旦弁財天も東京へと遷されたそう。しかし信仰心の厚い地元の人々の請願によって、明治34年に旧邸に近い現在の地に鎮座することになりました。

妙音弁財天境内の入り口には鳥居がありますが、境内は神仏習合といった様相です。弁天様の使いは蛇ということもあり、お堂には蛇の絵も掲げられています。また、奥の六角堂は歳の数だけまわって祈願をすると願いが叶うという信仰もあるよう。今でも地元の方の信仰が厚い場所として親しまれています。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。特技はお箏の演奏。

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