矢田寺 かぼちゃ供養 2015年

矢田寺 かぼちゃ供養
23日は矢田寺で恒例のかぼちゃ供養が行われました。

矢田寺 かぼちゃ供養矢田寺は寺町三条上るにあるお寺で、お盆の終わりに先祖を冥界へと送る「送り鐘」でも知られるお寺です。奈良の矢田寺の別院として承和12(845)年に創建され、戦国時代に現在地に移って来ました。本尊は、地獄の炎で煮えたぎる鉄釜の中で苦しんでいた罪ある人でさえも救っていたという地蔵菩薩(僧侶)の姿を写したものとされ、代受苦(だいじゅく)地蔵の別名でも信仰を集めています。そのため、矢田寺で拝む本尊・地蔵菩薩の御前には、鉄釜の炎を表す火炎の彫刻があるのが特徴です。

矢田寺 かぼちゃ供養冬至の日にかぼちゃを食べると、中風除けや諸病退散にご利益があるとされ、矢田寺ではかぼちゃ供養が行われて、焚いたかぼちゃの接待もあります。忙しい師走の時期にかぼちゃを頂きながらホッと一息ついてもらえたらという、お寺さんの心配りもあるそうです。かぼちゃを頂くと1年間無病息災に過ごせるといわれていわれていて、境内には重さ70㎏もあるという大きな「撫でかぼちゃ」が安置され、撫でながら無病息災を祈願します。庶民を救う地蔵菩薩の寺らしい風習ですね。

矢田寺 かぼちゃ供養例年は先着1000名ですが、今年は先着2000名に振る舞われました。長い行列が伸びてたくさんの方が頂いていました。今回は京都旅屋でも散策を企画し、多くの方にご参加いただきました。ありがとうございます。冬至は陽の気が最も弱くなりますが、逆に言えば当時を過ぎれば陽の気は強まり、運気も回復していくと捉えることができます。かぼちゃを頂いて、元気に新年を迎えられたらと思います。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2016」監修。特技はお箏の演奏。

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