東山花灯路 2016年

東山花灯路
今年も東山花灯路に出かけてきました。21日の夜まで行われています。

東山花灯路 狐の嫁入り行列毎年3月の行事として定着している東山花灯路。今年も美しい燈籠が石畳の道を飾り、舞妓さんの舞踊奉納など様々なイベントで盛り上がり見せています。毎年恒例の行事に加え、新しい取り組みもあって、週末は多くの方が夜の東山を行き交いました。今回は、昨年から行われている「サンドアートパフォーマンス」をメインで見に行ってきました。

東山花灯路 サンドアートパフォーマンスサンドアートパフォーマンスは、音楽の生演奏に合わせて砂で描く絵を大きなスクリーンに投影するものです。昨年は琳派の絵を中心に描かれたようで人気を呼び、今年も行われています。今回初めて見ましたが、時間も20分以上と長く、砂ならではのダイナミックな場面転換、繊細な描画に魅了されました。チェロの生演奏も響いて、ストーリー性のあるパフォーマンスを引き立てていました。サンドアートパフォーマンスは、21日も18時半・19時半・20時半から行われます。

東山花灯路 舞踊奉納八坂神社では恒例の舞妓さんによる舞踊奉納が行われていましたが、花灯路も海外の方が多く来られていて特に舞妓さんの舞踊の時は多かったように思います。この日は先斗町の舞妓さんでしたが、所作の美しさに魅了されました。写真を撮るのは至難の業ですが、望遠で撮ってみました。

東山花灯路 山鹿灯籠踊りまた、高台寺界隈では熊本県の「山鹿灯籠踊り」の一行が界隈を歩く巡行がありました。ちょうど石塀小路から出てこられる場面を撮ることができましたが、背筋を伸ばした着物姿で美しい燈籠を頭の上に掲げて歩いていく姿はとても品がありました。灯籠踊りは、以前は昼間に見たことはあるのですが、夜に眺めるとやはり幻想的です。ちなみに燈籠は本物そっくりに紙で作られています。様々なイベントもある東山花灯路も21日が最終日。お時間の許す方は足を延ばしてみてください。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2016」監修。特技はお箏の演奏。

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