嵯峨野の田園風景と案山子

嵯峨野
先日、嵯峨野を訪れると稲刈りが行われていました。案山子(かかし)が並ぶ田んぼも恒例となっています。

嵯峨野京都市近郊屈指の長閑な風景が広がっているのは、広沢池周辺の嵯峨野だと思います。嵯峨野といってもその範囲は広く、野宮神社付近の竹林も「嵯峨野の竹林」と呼ばれますので、2-3kmほどの範囲はあるでしょう。辺りは「歴史的風土特別保存地区」に指定されており、土地の維持管理行為以外は現状変更が禁止されています。京都では山沿いを中心にこうした地域があり、景観の保存が行政をあげて行われています。

嵯峨野先日訪れた日はちょうど稲刈りが行われていて、豊かに実って頭を垂れた稲がコンバインで刈り取られていきました。嵯峨野の辺りは、稲刈りの時期が比較的早いようです。酒に使うお米を作っているという田んぼの周りには、多くの案山子(かかし)も立てられていました。場所は広沢池の西で、交通量の多い道路に面しています。地元の小学生によって制作されているそうです。毎年、案山子を見ますので、嵯峨野の初秋の風物詩として定着しています。

嵯峨野の案山子田園風景の奥には愛宕山も見えています。「のどか」という言葉がぴったりの風景ですね。京都もほとんどが都市化していますので、こうした風景が都市の近くでこの先も残っていってくれるのは、大変貴重なことだと思います。

広沢池周辺では広沢池に映りこむ山並みや空が美しく、心を穏やかにしてくれるでしょう。夕焼けもたいへん美しい場所です。少し離れた場所にはありますが、阪急嵐山駅やJR嵯峨嵐山駅からレンタサイクルを借りて足を延ばしてみるのがおすすめ。バス停・山越や大覚寺から歩くこともできます。きっと京都の新たな一面に出会えることでしょう。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2017」監修。特技はお箏の演奏。

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