人影まばらな伏見稲荷大社

伏見稲荷大社

先日、伏見稲荷大社がある稲荷山の山頂、一ノ峰まで足を延ばしてきました。

伏見稲荷大社 千本鳥居伏見稲荷大社は、全国に3万とも4万ともいわれる稲荷社の総本宮で、御祭神の宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)は穀物の神で、五穀豊穣の神とされ、そこから商売繁盛の神へと信仰が発展していきます。伏見稲荷といえば鳥居や社殿の鮮やかな朱色ですが、多くの外国人で賑わっていた千本鳥居も、ほとんど人影がありません。

伏見稲荷大社 お山巡り千本鳥居を抜けた先にある奥社奉拝所から、さらに鳥居をくぐっていくと、1周約2時間、4kmほどどいう「お山巡り」に足を延ばすことができます。伏見稲荷大社は、五穀豊穣をもたらす神様として名高い一方、様々なご神徳を授けてくださるとされ、古くから人々は稲荷山へと登り、祈りをささげてきました。

伏見稲荷大社 お塚明治以降に、その祈りの証が目に見える形となったのが、稲荷山山中の神跡と呼ばれる各所に建てられた「お塚」と呼ばれる石柱群です。稲荷神の別名として、個々人が心の拠り所とするものを「○○大神」のような神名として石に刻み祈りをささげ、願いが叶えば小型の鳥居をお礼に奉納するのだとか。まさに人々の尽きることのない祈りが具現化した空間が「お塚」だといえるでしょう。朱塗りの鳥居とともに、現在の稲荷信仰の象徴しています。お山巡りでは、こうした祈りの空間を肌で感じることができます。

伏見稲荷大社一時期は、山頂の一ノ峰にまで海外の方の参拝の列が伸びていましたが、今や遠い昔のできごとのよう。静かすぎる状況ですので、女性の一人歩きは避けた方がよいかもしれないという雰囲気もあります。もともとが分岐が多く、迷うこともある境内ですので、初心者の方は正規ルートを外れないほうがよいでしょう。ご近所の方は、この機会にご参拝いただくのもよいかもしれません。

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ガイドのご紹介

吉村 晋弥(よしむら しんや)

京都検定1級に4年連続最高得点で合格(第14回~第17回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。

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