南禅寺の方丈庭園とサルスベリ

南禅寺の方丈庭園を訪れました。

南禅寺 方丈庭園

南禅寺は亀山上皇によって創建された臨済宗の大本山で、大方丈は女院御所の対面御殿を(寺伝では清涼殿)、小方丈は伏見城から移築をされた国宝建築として知られています。大方丈の前の庭は「虎の子の渡し」と称される枯山水の庭園で、方丈の裏側の庭園はカエデが美しい場所です。紅葉シーズンは賑わいますが、緑の時期は人が少なく、ゆったりと過ごせるでしょう。

南禅寺 方丈庭園

現地では、QRコードを読み取ることで簡単な説明を聞くことができ、大方丈では狩野元信や永徳の襖絵のレプリカも目に出来ます。左甚五郎の作という「獅子に牡丹」「竹に虎」の欄間彫刻も見事。奥へと連なる小方丈では狩野探幽の虎の絵が有名です。美しい緑のみならず、そちらもぜひじっくりとご覧下さい。

南禅寺

方丈裏側のお庭にはサルスベリ(百日紅)が綺麗な花を咲かせていました。夏を彩る花として各地の庭園に植えられています。真夏は色彩に乏しくなる時期ですが、その中で赤い花は目立ちます。この時期らしい雰囲気を感じることができました。今回は「まいまい京都」さんのご案内で訪れました。ご参加ありがとうございました。

南禅寺

ガイドのご紹介

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京都検定1級に5年連続最高得点で合格(第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2022」監修。特技はお箏の演奏。

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