紅葉の二尊院

17日に二尊院を訪れました。紅葉が見頃です。

二尊院

二尊院は、天台宗の慈覚大師・円仁によって平安初期に創建された寺院で、正確には小倉山二尊教院華台寺といい、鎌倉時代の釈迦如来像、阿弥陀如来像の二尊をお祀りするところから、二尊院の名がよく知られています。入り口の立派な総門は、伏見城の薬医門を移築したものと伝わり、そこから続く一直線の参道は「紅葉の馬場」と称されて、晩秋には多くの参拝者で賑わいます。

二尊院

法然上人ゆかりの寺でもあり、詳しくは省略しますが、二尊の本尊は善導大師が説かれた二河白道(にがびゃくどう)の話が元になっているといいます。墓地には、角倉了以をはじめとする角倉家や、伊藤仁斎・東涯の墓があるなど、見どころが多い寺院です。

二尊院

法然上人の湯上りのくつろいだ姿を描いたという「足曳きの御影」も有名で、絵師が法然上人が足を出した姿をこっそりと描いたものの、法然上人が念じると描かれた足がひっこんだとの伝説があり、模写を本堂で目にすることができます。

二尊院

紅葉シーズンの美しさも格別で、17日は直線の紅葉の馬場では色とりどりのグラデーションを楽しむことができました。塀の際も絵になり、本堂を奥に見据えて紅葉が包む構図も撮るとができました。

二尊院

本堂の南側の小庭も紅葉が彩り、時折響く”ししおどし”も京都らしいかもしれません。本堂正面から振り替える勅使門の光景も写真映えすることでしょう。境内ではところどころに花があしらわれており、そちらも魅力的です。今週末にかけておすすめの場所のひとつです。

二尊院

なお、個人的におすすめなのが入り口の甘味処「四季庵」さん。拝観をしないと入れないお店ですが、丹波大納言小豆を使用したおぜんざいが800円でいただけます。焼いたお餅も2つ入っています。この小倉山の麓は「小倉あん発祥地」とされ、二尊院の境内には石碑も建っています。お時間許せばお立ち寄りください。

二尊院

ガイドのご紹介

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京都検定1級に5年連続最高得点で合格(第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として20年。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2022」監修。特技はお箏の演奏。

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