人形の装束が新調された鷹山

鷹山のご神体人形の装束が新調されお披露目となっていました。

鷹山 ご神体人形

昨年196年ぶりに復興して注目されている鷹山。今年は屋根を支える四本柱と欄縁が黒漆で塗られました。他にもご神体人形の装束が新調されています。人形は鷹遣、犬遣、樽負の三体で、人間国宝の林駒夫氏による監修で、佐々木能衣装が製作された能装束。江戸時代の絵や過去の文献などを頼りに、当時の衣装を忠実に再現するように務めたとのこと。22日午後から、町内の「大学堂」さんで公開されています。

鷹山 鷹遣

鷹遣は、紺地に和楽器や「鴛鴦丸(えんおうまる)」というオシドリの柄などが描かれ、犬遣と樽負の直垂(ひたたれ)は萌黄色で、オウムの丸文様が描かれています。いずれも立派な装束で、この先も長く使われていくことでしょう。

鷹山 犬遣

23日は13時~19時の公開です。貴重な機会ですのでぜひご覧になってみて下さい。なお、樽負の装束は8月1日~13日に京都文化博物館の「〜室町幕府滅亡後450年〜 祇園祭
—足利将軍が見た山鉾巡行—」でも展示されます。

鷹山 樽負

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京都検定1級に6年連続最高得点で合格(第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として20年。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2022」監修。特技はお箏の演奏。

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