今年も南座で吉例顔見世興行の「まねき看板」が上がっています。

京都の師走の風物詩として知られる「まねき看板」は、今年は11月26日に南座に掲げられました。恒例の吉例顔見世興行に伴うもので、2024年は12月1日~22日で公演があります(休演や貸切日あり)。芸舞妓さんの花街総見もニュースになっていました。

看板の文字は「隙間がないほど大入りになるように」との願いから、太く丸みを帯びた「勘亭流」という書体で隙間なく役者の名を記されています。人が中へと入ってくるようにと、内向きに字がまとめられているのが特徴です。全国でも江戸時代以来の古式が残るのは南座だけだそう。

かつては芝居小屋と歌舞伎役者との契約は、プロ野球選手のように1年更新。もともとは長期契約でその間は他の芝居小屋での出演もできなかったそうですが、それでは顔ぶれが単調になってしまうということで考え出された仕組みです。顔見世興行はその年のその芝居小屋の顔ぶれを披露する、最も大切な興行であったわけです。これは旧暦の11月初旬に行われていましたが、明治以降には新暦の12月に行われるようになりました。

「まねき」の看板が上がると、今年もいよいよ師走という空気になってきます。南座の前を通りかかる際には見上げてみて下さい。なお、片岡愛之助さんが怪我により千秋楽まで休演とのこと。一日も早く回復なさいますよう、心よりお祈りいたします。

ガイドのご紹介 吉村 晋弥

京都検定1級に7年連続の最高得点で合格(第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として20年。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。BS朝日「あなたの知らない京都旅」、KBS京都(BS11)「京都浪漫」出演。特技はお箏の演奏。
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12月10日(火)13時~16時頃
宇治の禅寺・興聖寺 晩秋の「琴坂」を彩る紅葉と平安時代を偲ぶ宇治上神社へ
12月14日(土)13時30分~16時頃
黄金色にイチョウが散り敷く三栖神社と内陸の河川港・伏見みなとへ
12月16日(月)13時40分~16時40分頃
京都最古の禅寺・建仁寺の名残の紅葉から六波羅蜜寺の「かくれ念仏」へ
12月23日(月)13時~15時45分頃
大原の里に佇む寂光院のかぼちゃ焚き 諸行無常の物語を訪ねて
【散策を受付予定!】
12月31日(火)時間未定 → 大晦日散策やります
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【丹後七姫講座】丹後の歴史を彩る女性たちの物語
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奥深い京都へのいざない!マニアック京都講座
12月「松ヶ崎と妙法の送り火」
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12月22日(日)14時~16時30分頃
【花折断層】巨大地震が生んだ断崖絶壁!京都に潜む「花折断層」凸凹ツアー
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