京都の観光地に出かけると猫を見かけることがあります。先日も、とある大寺院で可愛らしい姿を見せてくれました。
京都の観光スポットにも、猫が気ままそうに出没することがあります。これまで様々な猫の写真を撮ってきましたので、今回は少しだけご紹介したいと思います。なお、場所については、あえて詳しくは書かないところもあります。ご了承ください。まず、こちらはずいぶん前に京都御苑で撮った、梅見をしているような猫の写真。最近は猫の姿を見かけませんので、いなくなったのかもしれませんが、なかなか可愛らしい猫でした。
以前、雪の日に訪れた大覚寺。大沢池の奥の方には、よく猫がいます。私の学生時代からいたと思いますので、代変わりはしているにせよ恐らくどなたかによって世話をされているのでしょう。訪れた日も、雪の中で姿を現してくれました。とても人に懐いており、猫の方から近寄って来ては、ゴロゴロと喉を鳴らします。朝から走り回ってきた疲れを癒してくれるひと時でした。
先日下見に訪れたとあるお寺にも猫がいて、こちらをじっと見ていたので近寄ってみると、逃げるそぶりがありません。手を差し出してみると、人懐こく寄って来ました。ところが、しばらくすると猫は急にしゃがんでいた私に飛び乗って、肩に座ってきたのです!私は驚きながらも、そのままじっとしていましたが、なかなか下りようとする気配がないので、背中を曲げたまま思い切って立ちあがってみました。しかし、猫は私の背中が安定していたからか、悠々と座ったままでした。この写真は、そんな難しい体制の中で手を伸ばして撮ってみた一枚です(笑)その後、もう一度しゃがんで、猫には下りてもらいました。もしかすると、高いところが好きな猫だったのかもしれませんね。
伏見の、とある神社に訪れた時も、猫がじっと私の方を見ていました。こちらの猫は警戒心が強く、私が近づくと逃げて行ってしまいました。散策中には、こんな風にちょっとした出会いと別れもありますね(笑)もしかすると、皆さんの京都観光の一幕にも猫が現れるかも。ただ、逃げて行く猫を見ると、可愛らしいだけでなく彼らも一生懸命に京都という都会の中で生きているのだろうなと思います。
以外にも、大寺院で猫を見かけることがあります。東山の由緒ある大寺院では猫が日向ぼっこをしていました。ただ、背中が痒かったのか、寝転がって体をこすりつけているようでした。かと思えばウトウトと眠りだしたり、気ままだなぁと思いながら、その様子をしばらく眺めてしまいました。なかなか毛並みがよい猫で、もしかするときちんと世話をされているのかもしれません。猫の様子は動画もありますのでご覧になってみて下さい。
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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)
気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。