五花街のひとつ、宮川町。美しい石畳の道が一時アスファルトになっていましたが、現在は工事が進んで、再び石畳に戻りつつあります。
先日まで、宮川町が一時石畳が外されてアスファルトになっていました。先斗町のように長期的な工事かと心配をしていましたが、先日訪れると順次石畳が再敷設されていました。宮川町にはやはり石畳がふさわしいと感じますので、一安心です。宮川町では「京おどり」が、今年は4月1日~16日の日程で行われます(日程は毎年第1土曜~)。毎年、京おどりの時期が近づくと提灯や桜が界隈に飾られて華やかな雰囲気となり、期待感が高まります。各花街の踊りの中では初心者でも親しみやすい演出が特徴です。
なお、同じ4月1日から始まる祇園甲部の「都をどり」は、今年は歌舞練場の耐震工事のため、洛北の京都造形芸術大学の中にある京都芸術劇場・春秋座で行われます。歌舞練場庭園の公開などのイベントは別途行われるそうです。いよいよ本格的な春の足音も聞こえてきた京都。今年の春も楽しみです。
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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)
気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2017」監修。特技はお箏の演奏。