6月3日は平安神宮の神苑が一般公開されました。
苑内には大勢の方が訪れていました。地元の方にとっては毎年恒例の行事なのでしょう。花菖蒲はまだ3分程度の咲き具合。しかし、咲いていてる花や睡蓮はとても綺麗でした。
水路を見ていると、スッポンを発見!神苑の池には結構な数のスッポンが住み着いているそうです。神苑の水は琵琶湖疏水の水を引いているため琵琶湖の生態系が引き継がれ、池は「ミニ琵琶湖」と呼ばれることもあります。また、鷺が魚を狙っている光景も見られました。じっくり観察してみると様々な自然を感じられる場所です。
平安神宮ではちょうど京都薪能もあり、夕方の開場に合わせて自由席を確保すべく、すでにお昼頃には並ぶ人も見かけました。かがり火の明かりの中で見る能もさぞ雰囲気がよいのでしょう。昨日は、急な雨で途中で中止になってしまいました。この日はそんな心配もありません。
神苑は9月19日にも1日だけ無料公開されます。予定が合えば足を延ばしてみてもよいでしょう。神苑を回ると約1時間ほどかかります。なお、6月12日に京都旅屋でも平安神宮の散策を予定しています。
ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)
気象予報士として9年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。散策メニューはこちらから。
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