台風5号と奄美の梅雨明け


本日15時、台風5号が発生しました。また、奄美地方でも梅雨明けしました。梅雨前線は北上し、昨日から京都もたいへん蒸し暑くなりました。本州はいよいよ梅雨も後半に突入です。
最新の気象庁発表の台風情報はこちらをご確認ください。
実は台風ないし熱帯低気圧の接近は、予報資料では先週末から示唆されていました。もっと早く書きたかったのですが、気象業務法の関係上、気象庁が発表するまではここで書くことはできませんでした。なお、「今日の一言」に載せている天気のコメントは、私の独自予報ではなく、あくまで気象庁天気予報の解説に留めるものです。
台風は今のところ、日本の西側を進み朝鮮半島方面へ向かう予報です。台風は反時計回りに回転していますので、こうなると南から日本付近に雨の元になる湿った空気をどんどん送ってきます。それはまるでポンプのようです。
九州方面はこれまでにずいぶん雨が降っていますので、今後の台風の接近によりさらに雨量が増すことでしょう。土砂災害に警戒が必要です。
また、梅雨前線は東北北部から関東・北陸の間を前後しそうです。台風が抜けるまでは熱帯と変わらないほどの湿った空気がどんどん供給されるので、こちらも土砂降りになる時間帯が一般的には予想されます。地震で防災力が弱くなっている分、大規模な災害にも警戒が必要です。特に北日本は強い雨への耐性がそもそも低いため、厳重に警戒しておく必要があります。
京都でも、しばらく蒸し暑い日が続きます。奄美の梅雨明けは平年より7日、昨年より23日早いものですが、過去と見比べると飛びぬけて早いものではありません。京都の梅雨明けはまだ先だと思いますが、当分は真夏の一歩手前の状況が続きそうです。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として9年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。散策メニューはこちらから

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