竹の径 かぐやの夕べ 2011年


15日の夜は向日市(むこうし)で竹の径 かぐやの夕べが行われました。

雨とイベントの開催可否判断

今年は残念ながら雨が降ってしまい、ロウソクに灯されている多くの明かりが消えてしまいました。雨ならば16日に順延されるところ、実施を決めた判断は非常に難しいものだったと思います。前日の予報では夕方には一時的に小康状態になる予報が出ていましたが、当日の午前中には夜も崩れる予報に変わっていました。天気予報はこのように直前でも変化することがあります。「無料」の情報を使う場合は、最終判断の時刻と天気予報の更新時刻(5時・11時・17時)を合わせ、できるだけ最新情報を使うことが肝要です。

京都旅屋は予報業務の許可申請を目指しています。そうなれば現在の「気象庁予報の解説」から「独自予報」を世に出すことができ、いずれは地域貢献として京都のイベントの開催可否判断も格安で引き受けたいと思っています。例えば気象庁が17時に発表する予報の元資料がそろった段階で、17時より早く情報を出すといったことも可能になります。京都にお世話になる分、京都に恩返しができれば大変嬉しいことです。

竹の径 かぐやの夕べ

さて、竹の径かぐやの夕べは阪急の東向日駅から歩いても行ける「竹の径(みち)」が会場です。注意点は道がやや狭く分かりにくいことと、竹の径は高台にあり急な坂を登る必要があることです。また街灯が無いためかなり暗く、懐中電灯を持参されるとよいでしょう。ポスターなどの写真では明るく撮られていますので実際はもう少し暗いと思って下さい。

会場はあいにくの雨で多くの明かりが消えてしまいました。ちょうど小ぶりになった時間帯に改めて火を灯してくれましたが、やはり降り続く雨の中では消えてしまうものがあちらこちらで見られました。会場の南端の第6向陽小学校では「おもてなし処」として向日市の特産品も販売されていました。また、雨のため体育館が開放され、中で休憩をしたり演奏会も行われました。訪れている方はほとんどが地元の方のような印象を持ちます。

雨の分例年より人出は少なく、ゆっくりと幻想的な雰囲気を楽しむことができました。古墳形に作られた垣根や、竹を使った楽器である尺八の生演奏もあり、西山一帯の竹に特化した面白いイベントだと感じます。竹ではないのですが、特に美しかったのは繊細な剪画(せんが)の紙灯篭。ロウソクの黄色い光に浮かび上がる美しい「和」の風景はそれだけでも見に来る価値があると感じるほどでした。

今回は運営も観客もなかなか大変なイベントではありましたが、やはり夜に輝く竹の明かりは美しく、また改めて見にきたいと思うのでした。ちなみに今回は出会えませんでしたが「かぐや姫」も出て来られることがあるそうですよ。地元の方の話によると、出会えたらラッキーだとのこと。いつか出会ってみたいものですね。なお、その他の写真はFacebookで公開しています。どうぞご覧ください

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として9年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。散策メニューはこちらから

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「竹の径 かぐやの夕べ 2011年」への2件のフィードバック

  1. 雨の中の光もきれいだとおもいます。京都の方でしたらどなたでも知っていらっしゃるイベントなのですか。私は初めて知りました。

    1. 抹茶さん
      コメントありがとうございます。
      雨の音と光も雰囲気がありました。
      遠くから尺八の生演奏も聞こえたり、
      その場でしか感じられない空気もありますね。
      このイベントは知られていないほうだと思います。
      今の時期は京都各地で様々なお祭りやイベントがありますので、
      少し市街地から離れているからか、訪れているのは地元の方が多いように感じました。

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