蓮華寺 額縁庭園の雪景色


18日の京都の雪。洛北の蓮華寺の額縁庭園も見事な雪景色に変わりました。

今日(20日)は二十四節気の一つ大寒(だいかん)。これから立春にかけてが一年で最も寒い時期にあたります。このブログでは昨年一年間、二十四節気について様々に解説をしてきましたが、二十四節気は現代でも十分に通用するものが大半です。また、二十四節気は特定の日ではなく期間を表していて、例えば「大寒」の日付は、「大寒の期間の初日」を表します。一年365日を24で割れば、大よそ15日になりますので、これから15日間が一年で最も寒い期間ということです。これは現代の気象的な平年値でもぴったりと当てはまっていて、観測機もなかった時代につくられた二十四節気のすごさを感じずにはいられません。

また、京都で言えば統計上、「年間最低気温」を観測する頻度が最も高いのはこの「大寒の期間」です。およそ2年に一度は大寒の時期に観測されていて、2012年も2月3日の節分の日、すなわちギリギリ大寒の期間に年間最低気温-3.5℃を観測しています(昨年の節分は本当に寒かった!)。さて、2013年はいかに。目先の週間予報支援図(専門資料)を見る限り、当分厳しい寒波が来る気配はありませんが、それでも例年並みに寒い日が続く予報です。体調管理には十分お気を付け下さい。

さて、18日の雪。洛北の蓮華寺にも立ち寄ってきました。小規模なお寺ですが、紅葉が特に有名で、額縁のように見える庭の風景は見事の一言。まさに「京都」という景色に出会えるお寺です。蓮華寺は江戸時代の名だたる文化人が携わっているお寺ですので、やはり心に訴えかけるお庭になっているのでしょう。雪景色も想像通りの素晴らしさでした。室内の奥に毛氈が引かれ、縁側だけでなく室内から額縁のようにお庭を楽しめるようになっています。

雪に包まれた境内は、静けさにも包まれていました。外はまだしんしんと雪が降り、京都らしい非日常の空間を演出してくれています。この風景を求めて、人もちらほらと訪れていました。京都の雪景色は本当に短いですので、どこへ行こうか毎回迷いますが、蓮華寺もおススメの一つ。今回は動画もありますので、しばし蓮華寺の雪景色をお楽しみください。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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