春日祭 神幸祭 鼓笛隊と鳳輦

西院春日神社 春日祭 神幸祭
少し前ですが、10月12日に西院春日神社の春日祭の神幸祭を見てきました。

春日祭 鼓笛隊春日祭は西院春日神社のお祭りです。五穀豊穣に感謝し、氏子地域の無病息災を願って行われます。神社の前の春日通には結構な距離に露店がズラリと並び、笑顔の子どもたちが集まってきます。祭りは、第2日日曜日の神輿渡御祭のほうが盛大ですが、前日の土曜日には神幸祭が行われて、野々宮神社まで鼓笛隊と鳳輦(神輿)が進んで行きます。

野々宮神社「ののみや」といえば、嵯峨野にある野宮神社が圧倒的に有名ですが、もともと「ののみや」とは、伊勢神宮に仕える皇女(斎宮)が、身を清めるための潔斎所として使用した場所のことで、一度使えば穢れてしまうために、各代ごとに新たに作りなおされていました。現在、嵯峨野にある野宮神社はその数ある「ののみや」のうちの一つで、西院春日神社の御旅所にもなっている野々宮神社も同様です。社伝によれば、西院春日神社の御旅所にもなっている野々宮神社は、各地の「ののみや」の発祥の地とのことです。

野々宮神社に入る鳳輦江戸時代から野々宮神社が西院春日神社の御旅所とされ、皇室の崇敬も厚く、現在も春日祭の時には神輿が立ち寄るのがならわしとなっています。神社は住宅街の中にあり、普段はとてもひっそりとしています。今は「ののみや」といえば、ほとんどの方が嵯峨野にある縁結びで有名な野宮神社のことを思い浮かべますので、年に一度でも光を浴びてその存在が知られるのはよい機会かもしれません。女性守護のご利益があります。

春日祭 鼓笛隊さて、神幸祭では鼓笛隊が鳳輦を先導して進んで行きます。先日も、晴明神社の鼓笛隊をご紹介しましたが、京都近郊のお祭りではこうした鼓笛隊が時々登場します。子どもたちの憧れなのかもしれませんね。なお、22日の時代祭の維新勤王隊列でも鼓笛隊が登場します。

春日祭 鳳輦春日祭の鳳輦は、台車に乗せられることなく、全て人の手によって持ち上げられて進んで行くのが印象的でした。やはり相応の重さがあると思いますので、多くの関係者が交代しながら担いで行かれました。西院春日神社から野々宮神社までは1kmほどでしょうか。鼓笛隊が野々宮神社に入っていく場面は動画もありますので、軽快な演奏をご覧になってみて下さい。

春日祭 神輿渡御際なお、翌日の神輿渡御祭は、最後の境内での神輿振りを少しだけ見ることができました。剣鉾や神輿の様子は2年前のブログに載せていますので、よければご覧になってみて下さい。春日祭は、活気を感じるお祭りです。私もまた来年以降にゆっくり眺めることができたらと思います。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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