みやび会お千度 2014年

みやび会お千度
7月7日にみやび会お千度が行われ、祇園の芸舞妓さんが八坂神社に参拝しました。

みやび会お千度みやび会お千度は、毎年日付が定まっていない行事で、7月上旬のどこかで行われます。芸舞妓さんが浴衣姿で参拝するとあってカメラマンの人気も高く、祇園祭の行事とは雰囲気の異なる多くの人で賑わいます。「みやび会」は京舞井上流の門下生で作る会で、祇園の芸舞妓さんが所属し、芸の上達や健康祈願を願って参拝をするのが「みやび会お千度」です。

みやび会お千度祇園の芸舞妓さんは24日の花傘巡行に隔年交代で奉仕するため、みやび会お千度は祇園祭の関連行事とみなされていますが、祇園の芸舞妓さんが花傘巡行に奉仕しない年でも、みやび会お千度は行われています。芸舞妓さんは、毎年白を基調とした新しい浴衣に身を包み、化粧も薄く、全体的に涼しげな印象を受けます。大勢の芸舞妓さんが集まる境内は、やはり華やかです。

みやび会お千度みやび会「お千度」と名前が付いているだけあって、本堂の周りを回って参拝をする「お千度」をしっかり行うのかと思いきや、そうではなく、本殿内での祈祷(昇殿参拝)が始まる前に、芸舞妓さんが自主的にお千度を行います。そのため行わない芸舞妓さんも多く、今年は最初の10名ほどが行ったのみでした。もしかすると芸舞妓さんによる「お千度」の風習は将来的には消えてしまうのでは・・・とも感じました。

みやび会お千度本殿での祈祷が終わると、南楼門の前で記念撮影が行われます。並び順なども年功序列があるそうです。本殿内に入る時も、先輩の芸妓さんや先生が来られると、舞妓さんはきちんと外で挨拶をし、最後に入っていきました。なお、今年の浴衣の柄は「柳に蛙」でした。三跡(さんせき:平安中期の字が上手い人物)の一人であった小野東風(おののとうふう)が、柳に飛びつこうしては失敗してる蛙を見てバカにしていたところ、不意に風が吹き抜けて柳がしなって蛙は飛びつくのに成功、小野東風は努力の大切さを思い知るという逸話が知られています。やはり芸事も努力ということなのでしょうか。八坂神社での参拝が終わると芸舞妓さんは高島屋にて食事をするために移動をして行きました。熱心なカメラマンは付いて行きますが、私はここで取材を終えました。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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