両足院の臨池亭からの眺め

両足院 臨池亭からの眺め
先日、建仁寺の両足院を再び訪れました。ハンゲショウはまだ見ごろです。今回は茶室の臨池亭からの眺めも楽しみました。

両足院 ハンゲショウ建仁寺の塔頭・両足院(りょうそくいん)では、恒例の半夏生の庭の公開が9日まで行われています。今年は4回目の訪問。まだハンゲショウが見ごろでした。年々人が増えて落ち着かなくなってきた両足院ですが、この日は平日の雨上がりかつ拝観がの後半とあって人は比較的少なめ。お茶席の臨池亭へはちょうど最後の一組として上がることができました。料金は拝観料に別途500円です。

両足院 方丈前の苔庭実は両足院の庭園は池泉回遊式庭園で、お茶席に行く方のみ歩くこともできます。方丈前に広がる白砂のかわりに苔を敷いた美しい桃山時代の庭園を眺めながら茶室を目指します。お時間のある方は是非、お試しください。お茶室の臨池亭からは文字通りハンゲショウが飾る池を臨むことができます。庭園は藪内流の5代・竹心紹智が手がけたものですが、臨池亭のお茶席も薮内流だったと思います(数年前の話ですので今は違っているかもしれませんが)。

両足院 茶席のお菓子普段は賑わっているお茶席も、今回は最後の一組とあって、ゆっくりと美しい苔庭とハンゲショウを眺めながら時を過ごすことができました。お茶のお菓子はお饅頭で、饅頭の祖・林浄院ゆかりの寺らしいですね。焼印は両足院の紋でもある月星紋ですが、これは開山の龍山徳見(りゅうざんとっけん)和尚が、千葉氏出身だからだと推察します(千葉氏の家門が月星紋)。これも恐らくですが、建仁寺御用達の松壽軒さんのお菓子でしょう。

両足院 臨池亭からの眺めこの日は雨上がりとあって苔が特にすばらしい。雨の日にもたいへんおすすめお寺です。臨池亭を出ると、隣には如庵の写しの茶室・水月亭を覗け、そこからハンゲショウが飾る池の周りを歩いて方丈前へと戻ります。池は鶴の形をしていますので注目をしてみてください。ハンゲショウもピークは過ぎつつありますが、まだまだ綺麗でした。特別公開は9日まで、お茶席は15時半までの受付です。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。特技はお箏の演奏。

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