清水寺で恒例の今年の漢字が発表されました。今年の漢字は「安」でした。
この時期の全国的な注目といえば「今年の漢字」。日本漢字能力検定協会の主催で、全国から応募された中から最も多い文字が選ばれ、例年「漢字の日」である12月12日に清水寺にて発表されています。今年は12日が土曜日にあたるため観光客への影響を考えて平日の15日に行われました。というのも発表の現場は基本的に報道陣のみしか見られません。12時から15時半までは清水の舞台からの眺めを楽しむことができず、奥の院からも本堂を望むことができなくなるという、現地の観光客にとっては何とも残念なイベント。土日を避けたので、まだ影響が小さかったでしょう。
さて「安」の文字は全体の約5%と総数からすると多いわけではありませんが、結果的には1位に選ばれました。「不安」という、反対の意味を元にした投票も多かったようです。2位は「爆」、3位は「戦」というのも世相が現れていそうです。今年の漢字は31日まで清水寺の本堂で展示されています。紅葉シーズンが過ぎて清水寺も空いていますので、この機会にご覧になってみてください。
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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)
気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2016」監修。特技はお箏の演奏。