京丹後市の丹後松島と屏風岩

屏風岩
京都府の北部、丹後半島の先に丹後松島屏風岩という景勝地があります。

丹後松島京都府の丹後半島の北部は、山陰海岸ジオパークとしてユネスコの世界ジオパークにも登録されている景勝地で、古い地質や日本海が作り出した数々の美しい風景が見られるエリアです。丹後天橋立大江山国定公園にも含まれ、「海の京都」の真骨頂ともいえる”秘境”のような地域でもあり、京都府民でも驚くような光景が連なっています。この秋に丹後地域を一気に巡ってきたこともあり、こちらのブログでもそうした丹後の魅力を紹介していきたいと思います。

犬ヶ岬さて、丹後半島の先端の経ヶ岬を過ぎて西へと進むと、丹後松島があります。その名のとおり、日本三景のひとつ宮城県の松島に似ているとされる風景で、犬ヶ岬の東から経ヶ岬方面の海岸沿い眺める風景を差します。まず、犬ヶ岬の形も独特で、犬が伏せているような存在感があります。こうした特有の山の形もこの地域をより印象的に見せてくれます。そして振り返る丹後松島の眺めも、折り重なる山並みと一体となって美しいです。春から夏前は朝日や夕日の名所でもあるそうで、いつか眺めてみたいと思いました。

屏風岩犬ヶ岬をトンネルで抜けると、今度は屏風岩が現れます。波の浸食によって巨大な屏風のようにそびえる高さ13mの奇岩で、海岸段丘の平坦地に作られた水田の崖との対照的な風景も印象に残ります。この屏風岩は1500万年前に堆積した火山灰層に貫入したマグマが固まったもので、周囲の岩石よりも固いためこうして残されたのだそうです。

屏風岩よく見ると、屏風岩の走行に沿って小さな島が直線的に並んでおり、ここからもマグマが板状に貫入したのがわかるとのこと。風景の美しさのみならず、地質について学べるとあって、まさにジオパークにふさわしい景勝地だと感じました。丹後半島にはまだまだ興味深い景勝地がありますので、順次ご紹介をしていきます。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2016」監修。特技はお箏の演奏。

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