伊根町 新井の棚田

新井の棚田
8月前半に、京都府北部の伊根町にある「新井(にい)の棚田」を眺めてきました。

新井の棚田伊根町は京都府北部、丹後半島の東側にあり、伊根の舟屋でよく知られた街です。舟屋についてはいずれブログで書こうと思っていますが、今回ご紹介をするのは舟屋のある伊根浦の北にある「新井(にい)の棚田」です。伊根町の東側は急斜面が海に向かって続いており、そこに新井(にい)の集落があります。新井の海岸には、秦の始皇帝の臣下で不老不死の薬を探し求めてやってきた「徐福」が着岸したという伝説があり、徐福を祭神として祀る新井崎(にいざき)神社があります。神社についても、いずれブログでご紹介をできればと思います。

新井の棚田さて、新井崎の海を臨む急斜面には、農耕機も入らないような小さな田んぼが幾重にも重なっている「新井の棚田」があります。棚田は海岸沿いの急斜面を中心に全国各地にみられますが、新井の棚田は1枚当たりの面積が小さいのが特徴です。海も臨める場所にあり、四季の風景の変化と合わせて、写真家からも人気を集めています。特に東側の海に面しているため朝日と棚田という構図が有名です。ただ、棚田が面する道は狭く、車を停めるのは難しいためご注意ください。また、場所は南から新井に向かう2本の道のうち、西側の離合が難しい狭いほうの道になります。地図をよく見て訪れてください。

新井の棚田新井の棚田は、「新井の千枚田」とも呼ばれていますが、地域の過疎化・高齢化などが原因でかつては800枚を数えた棚田も、平成20年の段階で約30枚程度に減少しています。しかし、地元の方々によって「伊根と新井の千枚田を愛する会」が結成され、田植えや草刈り、稲刈りなどが行われています。棚田のある場所は斜面が急で畦も狭いため、機械を入れる事も出来ず、殆どの作業が人の手で行われています。実は、伊根町のホームページでも田植え体験の募集がされており、当日は一般の方も参加して田植え体験とバーベキューをお楽しみいただけるそう。地元の方々の熱意と一般の方々の協力によって守られている貴重な場所。また、他の時期にも訪れてみたいと思いました。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2017」監修。特技はお箏の演奏。

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