大成古墳群からの立岩と犬ヶ岬の眺め

大成古墳群
京丹後市丹後町竹野にある大成古墳群(おおなるこふんぐん)からは、立岩(たていわ)や犬ヶ岬(いぬがさき)などの素晴らしい海岸線が望めます。

大成古墳群からの立岩山陰海岸ジオパークとして個性的な海岸線や貴重な地形が望める丹後半島の沿岸部。大成古墳群も、そうした絶景ポイントのひとつです。地図で見ると、立岩(たていわ)の東に位置し、立岩から歩いて行くこともできますが、海岸沿いに突き出した台地の上にあるため急な階段を登る必要があります。国道178号から車道も伸びていますので、車があればそちらのルートをお勧めします。

大成古墳群さて、大成(おおなる)古墳群は、全13基からなる古墳時代後期(6世紀末~7世紀)の古墳群で、円墳の横穴式石室が露出しています。13基あるとは言いますが、実際に現地で目にできるのは3基でした。古墳の石室の材質は、周辺の立岩などでも見られる柱状節理を用いているのが珍しく、石室の構造は7号墳が片袖式、8号墳が両袖式、9号墳が無袖式とそれぞれ異なっているのも興味深いです。この竹野川下流域は、日本海側有数の大きさを誇る神明山古墳もあるように、古くから開けた地域。当時は、久美浜湾のように海が入り込んだ地形で、港として栄えた場所です。往時を想像してみるのも、古代史ファンには面白いエリアでしょう。

大成古墳群からの犬ヶ岬それにしても大成古墳群からの眺めは素晴らしく、海に向かって左には立岩が、右には竹野の港と犬ヶ岬が望めます。丹後半島には海に近い部分に海岸段丘という平坦地があり、そうした場所に古墳は築かれています。犬ヶ岬は、個性的な山容を見せる日本海につきだした半島状の岬で、現在は釣りの名所として知られます。文字通り「犬が寝そべっているようなかたち」をしているのが面白く、間人や竹野を印象付ける地形です。このエリアまで行かれたら、ぜひ大成古墳群にも訪れてみてください。

大成古墳群からの立岩
大成古墳群からの眺め
大成古墳群からの犬ヶ岬

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2018」監修。特技はお箏の演奏。

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