今宮祭の神幸祭 2018年

今宮祭 神幸祭
5月5日に、今宮神社の今宮祭神幸祭が行われました。

今宮祭 神幸祭京都の4月・5月は、次から次へと各神社の春祭りが続いていきます。今週末も愛宕神社・野宮神社の「嵯峨祭」があり、嵐山・嵯峨野一帯を神輿が巡行します。今宮神社の今宮祭も、5日に神幸祭が行われ、なかなかブログを書けない間に、還幸祭(第二日曜日:13日)も終わってしまいました。

今宮祭 神幸祭今宮神社の神幸祭では、お神輿が御旅所に鎮座します。神社の氏子圏は西陣一帯で、4月のやすらい祭でも同じような範囲を進んで行きます。今宮祭では、京都のお祭りではよく登場する剣鉾が、横にされ担がれたままの状態と、台車に乗せられた状態とで巡行していきます。大人の剣鉾差しは行われていませんが、私が目にした時には、子どもさんが小型の剣鉾(子供鉾)を垂直に手に持って歩いて鈴(りん)の澄んだ音色が響き、こちらは「鉾差し」が行われています。形を変えつつも、こうして音を響かせていくことで伝統をつないでいくのかもしれません。さらに神輿に先立って神幸列が進み、八乙女や稚児、小型ですが牛車もあって、なかなか充実した行列です。

今宮祭 神幸祭神幸列から時間が開いて、太鼓と3基の神輿が西陣を巡行して進んできます。今宮神社の神輿は細工や装飾にこだわっているそうで、いずれも絢爛なお神輿です。このお神輿は基本的には台車に乗せての巡行ですが、折々で台車に乗せたまま神輿を上下に揺らしてカンを鳴らしてくれるので、結構賑やかに通っていきます。また、3基の神輿それぞれに色違いの護符があり、志納で授与して頂けます。各家々の前で地元の方が受け取っていたのが印象的でした。太鼓も軽快なリズムで神輿の先導を務めています。

今宮祭 神幸祭この日は御旅所に入って行く場面までは追いかけませんでしたが、西陣の広い範囲を氏子に持つ今宮神社のお祭りの盛大さを感じることができました。13日の還幸祭は雨の中での催行となったそうですが、関係者の皆様は本当にお疲れ様でした。個人的にはまだ還幸祭を目にする機会が持てていないため、来年以降、ぜひ目にしてみたいと思います。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。第14回京都検定1級(合格率2.2%)に最高得点で合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2018」監修。特技はお箏の演奏。

「今宮祭の神幸祭 2018年」への2件のフィードバック

  1. はじめまして、kiritsuboと申します。
    今宮祭の神幸祭についての記述で気になることがありコメントさせていただきました。
    こちらのブログでは、今宮祭で「剣鉾差し」があると書かれていますが、私は毎年見ていて出会ったことがありません。子どもの剣鉾差しもないと思います。
    また、還幸祭にお越しになったことがないとのことですので、また是非ご覧になっていただきたいです。神幸祭とは全く違う氏子区域を回り、同じお神輿や剣鉾であっても、私には全く違うものに見えるんですよ。
    ではまた。ブログ楽しみにしております。

    1. kiritsubo様
      京都旅屋の吉村と申します。
      ご指摘ありがとうございました。改めて調べなおし、横にされたままで差されないということを知りました。勉強になりました。
      子どもさんの鉾は子供鉾というそうですね。垂直に持って鈴(りん)が鳴っていましたので「差す」という表現を使えるのか微妙ですが、当該部分を書き直させていただきました。
      還幸祭も、ぜひ遠からず見学させていただきます。ご指摘ありがとうございました。

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