今年も見事に咲いてくれた醍醐寺の桜

醍醐寺 太閤しだれ桜
醍醐寺の桜が週末にかけて見頃です。昨年の台風で大きな被害を受けましたが、今年も見事に咲いてくれました。

醍醐寺 太閤しだれ桜京都の早咲き桜の名所といえば桜が醍醐寺は外せません。すでに見頃を迎え、巨木の桜が立ち並ぶ様は圧巻です。天下人・豊臣秀吉が「醍醐の花見」を催したことでも知られ、境内にはその時の桜の子孫とされる巨木のしだれ桜があちらこちらに植わっています。その1本1本が、他の社寺にあれば有名になっていたに違いないと思えるほどの立派さ。有料拝観エリアの三宝院、伽藍、霊宝館のそれぞれで一級品の桜に出会うことができます。

醍醐寺醍醐寺は、三宝院・伽藍・霊宝館の3か所の拝観エリアに分かれ、3か所共通券のみでこの時期は1500円が必要です。販売場所は三宝院の入り口にあります。時間の都合などで入らなかったエリアの券は、次回以降にも使用できます。醍醐寺の桜や仁王門を入ってすぐの場所のは昨年の台風で木が倒れたり、枝が折れるなど大変な被害を被りました。その中でも今年も美しい花を咲かせている姿には感動を覚えます。

醍醐寺 霊宝館のソメイヨシノ寺は、国宝や重要文化財をなんと7万点以上も保有し、合計10万点以上もの寺宝を保管・展示しているのが霊宝館。こちらでしか目にできない貴重な寺宝を見学できる場所です。現在は水晶に入った小さな阿弥陀如来像が展示されています。霊宝館中庭の古木のしだれ桜は「醍醐深雪(みゆき)桜」と呼ばれ、数年前までは京都ナンバーワンといえる巨木の桜でしたが、近年樹勢が弱り、枝がずいぶんと寂しくなってしまいました。また、樹齢100年を超えるというソメイヨシノは台風の影響で枝が伐られ、太い幹を残すのみといった状態になっています。たいへん痛々しい光景ですが、まだわずかに細い枝があり花を咲かせています。どうか頑張って命をつないでいってほしいです。

醍醐寺 太閤しだれ桜醍醐寺では三宝院の入り口にも立派な桜があり、こちらは「太閤しだれ桜」と呼ばれています。三宝院のお庭は豊臣秀吉が自ら設計したと伝わり、太閤秀吉にちなんで名づけられているのでしょう。画家の奥村土牛(とぎゅう)は、この桜を「醍醐」という画名で絵に描いたところから、別名「土牛の桜」とも呼ばれています。こちらも台風で太い枝が折れましたが、残った部分も十分に立派で、今年も素晴らしい花を見せてくれています。被害を乗り越えて咲く姿には感動するばかりです。

醍醐寺 伽藍伽藍のエリアの桜は比較的無事で、今年も例年のような見事な光景を見せています。なお、仁王門をくぐった部分は台風の影響で木が無くなったため、久しぶりに訪れた方は驚かれるようです。奥の弁天堂の周辺も桜が綺麗ですので、ぜひ足を延ばしてみて下さい。醍醐寺の桜は今がピークでしょう。週末に架けておすすめの場所です。

醍醐寺 霊宝館のソメイヨシノ
醍醐寺 醍醐深雪桜
醍醐寺 霊宝館
醍醐寺 伽藍
醍醐寺 伽藍
醍醐寺 太閤しだれ桜
醍醐寺 太閤しだれ桜
醍醐寺
醍醐寺

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第15回・第14回京都検定1級(合格率2.2%)に2年連続の最高得点で合格。気象予報士として10年以上。京都検定マイスター。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳」監修。特技はお箏の演奏。

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