六角堂 冬支度のお地蔵さん

六角堂
六角堂を訪れました。お地蔵さんは暖かそうな帽子をかぶっています。

六角堂六角堂は聖徳太子が創建したと伝わる古寺で、平安京の道が通る際に北へ退いたという話や、縁結びの柳の伝説でも知られます。境内には鳩が多いのも特徴で、しゃがむと餌をくれると思ってかたくさん寄ってきます。この時期は寒そうにじっとしている姿も。境内の奥の池には白鳥もいて、生き物に癒される都会のオアシスのようでもあります。

六角堂京都では紅葉やイチョウは、ほとんどの場所で終わっていますが、六角堂のイチョウは終盤ながらも、まだ葉が付いていました。ビルの谷間にあるため例年色づきが遅く、こうして遅くまで楽しませてくれる場所があるのも嬉しいですね。

六角堂お堂の左手側には大小のお地蔵さんが並んでいて、冬の時期は頭に手づくりと思しき帽子をかぶっています。どなたかが心をこめて作って奉納したのでしょうか。お地蔵さんの大きさが異なってるのに、それぞれの頭にはちゃんと収まっているので、大きさも考えて作ったのかもしれません。何気ない風景に、温かい心を感じられました。よければ足を延ばしてみてください。

六角堂
六角堂
六角堂

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第15回・第14回京都検定1級(合格率2.2%)に2年連続の最高得点で合格。気象予報士として10年以上。京都検定マイスター。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳」監修。特技はお箏の演奏。

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