松ヶ崎大黒天の雪景色

松ヶ崎大黒天

17日朝の京都は市街地でも積雪となりました。早々に解けてしまいましたが、今回は松ヶ崎大黒天などを訪れてきました。

松ヶ崎大黒天松ヶ崎大黒天のは、五山の送り火の「法」の字が灯される松ヶ崎東山の麓にある寺で、正式には妙円寺という日蓮宗のお寺です。最澄作という大黒天像を祀り、昭和44(1969)年の火災の際もこの大黒像は無事であったため「火中の大黒様」とも呼ばれ、特に新年は「都七福神」のひとつとして信仰を集めています。

松ヶ崎大黒天境内は紅葉や桜の隠れた名所で、いずれも大変美しい光景に出会えます。今年は紅葉が遅くまで残っていますが、松ヶ崎大黒天でもまだまだ赤い紅葉がある中での積雪となり、まるで絵画のような素晴らしい光景を目にすることができました。

松ヶ崎大黒天雪はみるみる解けていきました。今回は気温が高めで日差しも戻ったため、儚い雪景色でした。最新の1ヵ月予報では引き続き低めの予想となっていますので、今シーズンは雪景色が見られる日も多いかもしれません。なお、京都の初雪は12月15日に観測されましたが、今シーズンから10年に1回の平年値の更新が行われ、初雪の平年日は12月9日となりました。これまでは12月15日だったため、今年は平年とぴったり同じかと思っていましたが、6日遅いという結果となっています。

松ヶ崎大黒天

松ヶ崎大黒天

松ヶ崎大黒天

松ヶ崎大黒天

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吉村 晋弥(よしむら しんや)

京都検定1級に3年連続最高得点で合格(第14回~第16回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。

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