仁和寺の泣き桜が見頃

仁和寺 泣き桜(揚道桜)

仁和寺では御室桜のメインである御室有明は散り果てましたが「泣き桜」が咲いています。

仁和寺 9日撮影「京都の桜の最後」といえば、真っ先に仁和寺が思い浮かぶ方もおられるかもしれません。御室桜は、仁和寺境内にある桜の総称で、特定の種類ではありませんが、境内の中門を入って左側に広がる桜苑は「御室有明」という種類で埋まり、この桜が一般的には御室桜と呼ばれています。この御室有明は、背が高くならないのが特徴。桜の下に粘土質の土壌があり土中に酸素や栄養分が少なく、桜が根をのばせない要因のひとつとなっているそうです。御室有明は、今年は9日でだいぶ散っていますが、まだギリギリこの週末見られる部分も残っているかと思います。

仁和寺 泣き桜(揚道桜)現在の境内は御衣黄(ぎょいこう)などの八重桜が美しく、新緑も綺麗です。そして桜苑の北西角にある一本の桜の「泣き桜」も、見ごろでたいへん見事です。御室桜の中でも特に開花が遅い一本で、仁和寺は公式に(ようどうざくら)と命名されています。清楚な花を咲かせる美しい桜ですが、かつては御室有明が終わって桜苑への立ち入りができなくなると人に見てもらえないため「泣き桜」と呼ばれていました。近年は認知されて、この「泣き桜」は見せていただけると思います。光に輝く純白の花は格別です。

仁和寺 9日撮影

仁和寺 9日撮影

仁和寺 9日撮影

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ガイドのご紹介

吉村 晋弥(よしむら しんや)

京都検定1級に4年連続最高得点で合格(第14回~第17回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。

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