大谷本廟の大賀ハス

大谷本廟で大賀ハスが見頃を迎えています。

大谷本廟 大賀ハス

大谷本廟は、浄土真宗本願寺派(西本願寺)の親鸞聖人の御廟で、五条坂にあります。入り口の石橋は「めがね橋」と呼ばれ、江戸時代の終わり1856年に造られた二連の真円アーチ橋で、高い技術を見せ、知る人ぞ知る場所です。橋の架かる皎月池(こうげついけ)にもハスが咲きますが、境内を奥へと進んでいくと、仏殿に向かって左側(北側)に大賀ハスが咲いている一角があります。

大谷本廟 大賀ハス

蓮はこの時期の京都を彩る花で、仏教とのつながりの深さから鉢植えを中心に各所で目にできます。大賀ハスは、千葉市検見川(けみがわ)の縄文時代の遺跡から発見された蓮の種を、昭和27年に大賀一郎氏が発芽させたもので、その後各地に広まりました。濃いピンク色の色彩は縄文人も目にしたのでしょうか。機会がありましたら、ご覧になってみて下さい

大谷本廟 大賀ハス
大谷本廟 大賀ハス

ガイドのご紹介

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京都検定1級に4年連続最高得点で合格(第14回~第17回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。

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