妙蓮寺の芙蓉

西陣の妙蓮寺の境内では、芙蓉(ふよう)の花が咲いています。

妙蓮寺

妙蓮寺は1294年に日蓮聖人の孫弟子・日像上人によって創建されたお寺です。境内には芙蓉の花が多く、京都で芙蓉の名所と言えば妙蓮寺の名が挙がるという場所。芙蓉は中国では「蓮の花」の意味もあるそうで、妙「蓮」寺にもゆかりがあると言えるでしょう。種類も豊富で、現在は赤い一重の芙蓉が主でしたが、例年9月後半から10月にかけて咲いてくる酔芙蓉(すいふよう)が不思議で面白く、朝は白く、時間とともに酔っぱらったように色が赤く変化するという種類です。

妙蓮寺

芙蓉は、花の彩りが少なくなる夏の暑い時期に咲く花として親しまれていますが、花期が長いのも特徴で、初秋にかけて楽しめます。芙蓉は一日花ですので、日によって花の咲く位置が違います。かの松尾芭蕉も「枝ぶりの 日ごとに変る 芙蓉かな」との句を詠んで愛でた花でもあります(妙蓮寺の花を愛でたのではありませんが)。

妙蓮寺

妙蓮寺の芙蓉の花は、つぼみもたくさんあり、これから9月~10月初めにかけて見ごろが続きます。大輪の花は毎年の風物詩でもあり、今年も目にすることができて感謝です。また、500円の拝観料で十六羅漢の庭と呼ばれる石庭や、幸野楳渓が描いた襖絵もご覧いただけます。

妙蓮寺

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京都検定1級に4年連続最高得点で合格(第14回~第17回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。

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