京都御苑のサルスベリ

京都御苑では赤いサルスベリが綺麗に咲いています。

京都御苑

暑い真夏は花が少なくなりますが、その中でも鮮やかな赤い花で彩りを加えてくれているのが百日紅(サルスベリ)です。サルスベリは江戸時代初期に中国から伝わったとされ、その変わった名前は、ツルツルした幹で猿が滑ってしまいそうなところから名付けられています。

京都御苑

また、当漢字では百日紅と書かれ、紅色の花が次々と百日程にわたって咲くことからそう表記されています。中国では宮廷に植えられた花木でもあります。この時期は、御所を囲む御苑内の各地で美しいサルスベリが咲いていて目を引き、御所の南の正門である建礼門をバックに、京都らしい写真を撮ることもできました。歴史的な建築にもよく似合う花だと思います。御苑内では拾翠亭からの眺めも見事。京都旅屋でも9月3日に訪れる予定です。まだまだ暑い日が続きますが、御苑の夏の彩りにも目を向けてみてください。

京都御苑

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京都検定1級に5年連続最高得点で合格(第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2022」監修。特技はお箏の演奏。

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