泉山七福神めぐり 2023年

1月9日に泉涌寺で「泉山七福神巡り」が行われ、福笹を授かりました。

泉山七福神めぐり

泉涌寺で毎年成人の日に行われているのが「泉山七福神巡り」です。泉涌寺の塔頭に祀られる七福神を順番に巡り、例年であれば福笹に縁起物の「吉兆」を付けて行きます。実は泉涌寺の七福神巡りは、番外で愛染明王・楊貴妃観音を加えた九福神巡り。中国では「九」は最大の吉数で、「久しく」福が続くようにとの意味が込められています。

泉山七福神めぐり

順番は即成院(福禄寿)、戒光寺(弁財天)、新善光寺(愛染明王)、今熊野観音寺(えびす)、来迎院(布袋)、楊貴妃観音、雲龍院(大黒天)、悲田院(毘沙門天)、法音院(寿老人)となっています。これまでは福笹自体は無料で各所で縁起物の吉兆を有料(300円~)で付けていく形式でしたが、今年から福笹自体も300円となっていました。昨年・一昨年は基本の吉兆が入った福笹を購入して、吉兆を笹に付けるのは各自で帰宅後にという流れでしたが、今回は例年通り各所で付けていただく方式に戻っています。

悲田院 トラ

例年の戒光寺では紫蘇が入った小豆粥の接待も恒例で人気がありますが、今年も昨年同様に現地で食せるのではなく、小豆粥のもとが頂けたようです(数に限りはありました)。泉涌寺の塔頭はどの場所も由緒やご利益が個性豊か。境内はアップダウンも多く、距離もそれなりに歩きますので、16時までには法音院へたどり着けるようにペースにもご注意いただくとよいでしょう(多少遅れても大丈夫です)。なんとか今年も開催していただけたことに感謝いたします。

今熊野観音寺

ガイドのご紹介

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京都検定1級に5年連続最高得点で合格(第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として20年。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2022」監修。特技はお箏の演奏。

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