京都タワーからの眺め

久しぶりに京都タワーを訪れました。

京都タワーからの眺め

京都のシンボルが京都タワー。その形は「和ろうそく」ではなく「灯台」がモチーフです。青空とタワーだけの写真をじっと見ていると、海辺にいるような気がしてきませんか?タワーは1964(昭和39)年、東京オリンピックと新幹線の開通と同じ年に完成しました。当時はまだ高いビルは少なく、京都の家々の屋根を波に見立てて、街を照らす灯台をイメージして建てられています。

京都タワー

京都タワー構造はモノコック構造と呼ばれる鉄骨を一切使わない工法で、秒速50mを超える台風にも耐え、阪神淡路大震災の時には震度5強の振動に塔が大きく揺れながらも耐えています。高さは131mで、当時の京都市の人口131万人だったことから決められたといいます。ビルが31m、そこから上のアンテナのてっぺんまでが100mとなっていて、展望台の高さもちょうど地上から100mの場所。展望台に上ると、そこは望遠鏡が無料で見放題の空間です。しかも倍率が高く、京都駅前で展望台に向かって手を振れば、間違いなく誰かまで分かります。

たわわちゃん神社

マスコットの「たわわちゃん」は「ひこにゃん」と同じデザイナーが作ったキャラで人気があります。展望室にはマスコットキャラクターの「たわわちゃん」をモチーフにした「たわわちゃん神社」なるものもあり、交流のある下鴨神社による祈祷の儀式も行われています。京都市街地で一番高いところにある神社なのだとか。

京都タワーからの眺め

京都タワーの展望台は、外国人からも人気があり、京都駅前でアクセスも良好です。2016年からはタッチパネルも導入され、各方向の景色について各国の言葉で解説が読めるようになりました。QRコードを読み込むことで、検索した観光情報をご自身のスマートフォンへ無料でダウンロードできる機能もあるそうです。京都タワーは年中無休で10時30分~夜21時まで開いている(最終受付20時30分)という献身的な観光施設。空気の澄んだ冬にもおすすめの場所です。

京都タワーからの眺め

ガイドのご紹介

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京都検定1級に6年連続最高得点で合格(第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として20年。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2022」監修。特技はお箏の演奏。

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