壬生寺に建立された土方歳三像

壬生寺の壬生塚に、新たに土方歳三像が建立されています。

壬生寺 土方歳三像

今年は新撰組の結成から160年という節目の年であることから「京の夏の旅」特別公開で、新撰組関連の場所が公開されています。壬生は新撰組が最初に屯所を構えた地として知られ、常時公開の八木家もあります。

壬生寺 壬生塚

壬生寺は平安時代に建立され、江戸末期には新撰組が境内で砲術の訓練をしたことでも知られています。境内の壬生塚と呼ばれる場所(有料)には、芹沢鴨の墓や50年前に建立されたという近藤勇の胸像などもあり、新撰組ファンにとっては聖地のような場所かもしれません。

壬生寺 近藤勇像

7月には新たに土方歳三像が建立されました。2022年にクラウドファンディングで資金を募り、造形家の「タナベシン」氏によって造られたものです。土方は美男だったとして人気があり、この像もかっこいい姿でした。こうして立派な像が建ち、関わられた方々や新撰組ファンの方には嬉しいことでしょう。

壬生寺 土方歳三像

壬生寺は9月30日まで「京の夏の旅」で特別公開されており、壬生塚の他、通常は非公開の本堂内や新選組隊服「だんだら羽織」(復元)なども公開されています。よければこの機会に訪れてみて下さい。

壬生寺 芹沢鴨の墓(復元)

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京都検定1級に6年連続最高得点で合格(第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として20年。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2022」監修。特技はお箏の演奏。

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