京都国立博物館の堪庵

京都国立博物館では、5月26日まで「特別展 雪舟伝説」が開催されています。明治古都館の裏の茶室・堪庵も目にすることができます。

京都国立博物館の堪庵

おかげさまで体調は回復しつつあり、日曜日の講座は予定通り開催させていただきます。デスクワークも順次再開してまいります。

京都国立博物館の堪庵

京都国立博物館の中庭は、見る人が見ると「おっ!」と思うようなものが置かれており、時間のある方は散策をしてみても面白い場所。明治古都館の東側にある茶室の「堪庵」も公開されています(貸切の場合あり)。博物館の裏側に立地している堪庵まで訪れる人は少なく、京都らしい美しい緑の風景を楽しむことができます。

京都国立博物館の堪庵

以下、現地の案内板の抜粋です。この茶室は、昭和33年に上田堪一郎氏によって寄贈されたもので、母家には八畳の広間を中心として正面に広縁、左側に玄関、裏に水屋があり、母家の右側に位置するのが茶室の「堪庵」です。

京都国立博物館の堪庵

金森宗和好みの大徳寺真珠庵の茶室「庭玉軒」を写したとされ、昭和41年に明治古都館南側から現在の位置に移築した際に、屋根が銅板葺に改められています。あわせて庭と水屋後方の付属屋を整えて、茶会等の利用に一般開放もされており、事前申込みで一般の方も利用することが出来ます(有料)。普段は茶室の外観は気軽に見学することが出来ます。穴場で落ち着く場所ですので、よければ足を延ばしてみて下さい。

京都国立博物館 明治古都館

京都国立博物館では、26日まで「特別展 雪舟伝説」が開催されています。雪舟の国宝6点がすべて公開されるという大変貴重な機会であるだけでなく、後世の絵師たちの雪舟への影響をたどり、近代に画聖と称されるまでになる流れを学ぶことができる展示です。最終日は賑わいそうですが、まだ間に合う方は是非ご覧になってみてください。

京都国立博物館 特別展 雪舟伝説

ガイドのご紹介 吉村 晋弥

京都検定1級に7年連続の最高得点で合格(第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として20年。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。BS朝日「あなたの知らない京都旅」、KBS京都(BS11)「京都浪漫」出演。特技はお箏の演奏。

散策・講座のお知らせ

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【散策を受付中!】
6月4日(火)13時30分~16時頃
比叡山の借景を望む正伝寺と緑が包む神光院へ
6月10日(月)13時~15時半頃
伏見稲荷大社の田植祭と龍の像が建つ伏見神宝神社
6月14日(金)13時~16時頃
1万株を超えるアジサイが咲く「さすてな京都」と馬の神様「田中神社」へ
6月19日(水)13時30分~16時頃
【全額寄付】京都の過去の大地震を知ろう!いま注目の花折断層を歩く

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奥深い京都へのいざない!マニアック京都講座
その9 「京都 惟喬親王ゆかりの地」

6月:愛宕神社と愛宕山

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