宇治茶まつり 名水汲み上げの儀 2024年

10月6日に、宇治で宇治茶まつりがあり、宇治橋の三の間名水汲み上げの儀が行われました。

宇治茶まつり 名水汲み上げの儀

茶どころとして知られる宇治で毎年10月第1日曜日に行われているのが「宇治茶まつり」。お茶の効能を広めた栄西禅師と、宇治に茶園を開いた明恵上人、茶道の始祖千利休の三恩人への報恩感謝、かねては茶業功労者の遺績を追慕するとともに、宇治茶の隆盛を祈願するために行われているそうです。中止を含めて今年で第73回を数え、宇治市が発足した1951(昭和26)年から続く行事でもあります。

宇治茶まつり 名水汲み上げの儀

宇治橋の三の間では「名水汲み上げの儀」が9時過ぎから行われました。宇治橋の三の間は、宇治橋の上流部に向かって突き出したスペースで、古くは橋の守護神である「橋姫」を祀ったとされます。一方、ここから汲む宇治川の水は古来名水とされて、茶人に尊ばれてきました。豊臣秀吉が伏見城にいた際にはこの水を運ばせて使ったといわれます。名水汲み上げの儀では、この故事にのっとり、三の間から釣瓶を垂らして水を汲む儀式です。

宇治茶まつり 名水汲み上げの儀

時間になると神職に続き、茶壷や水を汲む釣瓶や桶を手にした行列が三の間にやってきました。多くの方が周りを囲んで見守ります。宇治神社の神職さんが宇治川に礼をしお祓いののち、水を汲み上げます。汲まれた水は釣瓶から桶、そして竹筒に移されて、運ぶ準備が整えられます。

宇治茶まつり 名水汲み上げの儀

水が汲み終わると、一行は宇治橋を南へと進み、平等院の表参道から塔の島、朝霧橋を経て興聖寺へと進み、宇治の街を茶壷と名水が進んでいきました。今回は詳しく見ていませんが、興聖寺では、茶壺口切の儀・御献茶式、そして茶筅(ちゃせん)塚供養が行われました。今回は「まいまい京都」さんの散策で訪れました。ご参加ありがとうございました。

興聖寺 茶筅塚供養

ガイドのご紹介 吉村 晋弥

京都検定1級に7年連続の最高得点で合格(第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として20年。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。BS朝日「あなたの知らない京都旅」、KBS京都(BS11)「京都浪漫」出演。特技はお箏の演奏。

散策・講座のお知らせ

【散策を受付中!】
10月10日(木)13時30分~16時頃
京都屈指の名庭!洗練された美を感じる黄梅院と今宮神社のあぶり餅へ
10月16日(水)13時~16時頃
平安時代に思いをはせる!天皇や后が暮らした都の中心・平安宮跡を歩く

【散策を受付予定!】
10月31日(木)午後 → 行先未定
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【10月から「丹後七姫講座」を開催!】 ※原則第2金曜日19時30分~
【丹後七姫講座】丹後の歴史を彩る女性たちの物語

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9月「八瀬の里と赦免地踊り」、10月「嵯峨野の社寺(宝筐院、厭離庵など)」、12月「松ヶ崎と妙法の送り火」

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「宇治茶まつり 名水汲み上げの儀 2024年」への2件のフィードバック

  1. 自分は、宇治に住んでいるのに、本日の神事の歴史的背景、辻利の創業者が宇治茶にどれだけ貢献したか、知らなかったので、とても、勉強になりました。自分の無知さが恥ずかしいですが、これからも、吉村先生のツアーに、参加して勉強していきたいと思いました。

    1. ご参加ありがとうございました。こちらこそ恐縮です。私も日々勉強をしながら発信をしていければと思います。

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