京都の紅葉は終盤へ入ってきました。各地で散り紅葉が美しくなっています。
今日(30日)もあと数十分しかありません。11月も終わっていきますね。ここしばらく、じっくりとブログを書いた記憶がありませんが、今日も何を書こうか悩んでいます。写真も撮るだけ撮って、あまりしっかりと見ていないので、綺麗な風景を捉えたものも眠っているでしょう(笑)また12月上旬に総集編を作ろうと思いますので、その時までお楽しみに。
本日、午前中は一乗寺界隈をご案内してきました。鷺森神社の参道は今が見頃で、散策終了後に、個人的にわざわざ訪れて資料用に写真を撮ってきました。詩仙堂や圓光寺はピークを過ぎていますので、是非訪れてみてください。ただ、圓光寺も散り紅葉が大変美しくなっていますし、詩仙堂も庭の下の方に綺麗な色づきの木がまだ残っています。
その後、秘密の場所へと紅葉を見に行ったのですが、残念ながら既に散り果てていました。1週間遅かったようです。この10日間くらいは、ここまで来れる時間的余裕を見いだせなかったので、非常に心残り。いつか必ず、美しい光景をご紹介したいですね。といっても、読者にはどこのことかは「?」だと思いますが。
そして松ヶ崎の涌泉寺を経由して、西へ大移動。龍安寺を覗きました。龍安寺は紅葉が遅いお寺で、色も黄色系の楓が多いという特徴があります。境内は、ピークになりつつあり、今週末のお勧めの一つです。石庭にも紅葉が映えますし、境内には楓のトンネルと呼べる場所もあります。龍安寺は、本当に四季折々に美しいお寺ですね。
最後に、どうしても訪れたかったのが妙心寺の大法院。例年、11月30日までの公開で、今年もそうだと思っていたので、拝観終了に間にあうように必死でたどり着きましたが、実は明日も公開していることが判明しました。境内は紅葉がまさに見頃。昔は本当に静かなお寺さんでしたが、今はもう一般的な拝観寺院と変わらない人混みとなっています。拝観(600円)には必ずお抹茶がついていてゆっくりと過ごすことができます。よい場所だからこそ、この人混みも仕方のないこともでもありますね。
京都の紅葉は終盤に入って散り紅葉が美しくなり、龍安寺など、場所を選べばまだまだ楽しむことができます。今年の紅葉は、観光系の方からは、当たり外れが激しいと言われており(私もそう思います)、今週の寒さもあって、見頃も短くなっています。残すところあと少し、私も時間を惜しんで資料収集に励みたいと思います。
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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)
気象予報士として10年。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。