嵐山は京都の西にある風光明媚な景勝地として平安の昔から貴族たちが別荘を設け、大堰川に船を浮かべて和歌や管絃に興じるなど舟遊びを楽しんだ地です。現在もその風景は受け継がれ、東山と並ぶ人気の観光地としてたくさんの人びとが訪れています。写真を撮るならば、日差しを正面に浴びる午前中がおすすめです。
今回は夕暮れ迫る時間帯に訪れました。嵐山は逆光で暗く見えますが、北向きにある愛宕山は日差しに浮かんでいました。午前中とはまた違った趣があります。だんだんと日の入りが早くなってきたのを感じるころ。こうした雰囲気の夕暮れを、いにしえの人びとも眺めていたのかもしれませんね。
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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)
気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。特技はお箏の演奏。