宇治橋 宇治市のマンホール


宇治川にかかる宇治橋が、宇治市のマンホールに描かれています。宇治橋にはこれからの時期、要注意な情報もあります。
宇治橋は古くは646年に架けられた記録が残る橋で、源氏物語や平家物語などにも合戦場として登場します。この付近は川の流れが非常に早く、容易には馬も渡れないため、戦時には橋を落としてにらみ合いました。
マンホールに描かれているのは、三の間と呼ばれる橋に作られた張り出し部分です。秀吉の時代にはこの張り出し部分から宇治川の水を汲み、茶の湯に使われていました。現代人の感覚では、川の水をお茶に使うなんてと思うかもしれませんが、当時は「名水」として使われていました。煮沸をすれば問題ありません。三の間と言うのは、西詰から3つ目の橋脚と橋脚の間に設けられたところから来ています。現在のような張り出し部が作られたのは江戸時代と言われています。
さて、観光関連の方には申し訳ないのですが、宇治橋周辺はこれからの秋の初めにかけて、「虫」が苦手な方には絶対にお勧めしません!というのは、トビケラが大量発生するからです。こういった情報はガイドブックでもほとんど見かけることがありませんが、是非観光客には伝えるべきと私は考えます。つい先日通った時にも、すでにトビケラが出始めていました。人への直接の害はありませんが、虫が苦手な方には大変厳しい光景だと思います。夜行性なので、特に夕方は避けた方がよいでしょう。
宇治市も2009年から農薬散布を行っていますので、今年もこの後散布をされて数が減るのかもしれません(散布後の数の減りようは私も見たことがありません)。さらに今年は、市内の7カ所にトビケラが光に集まる性質を利用した電撃殺虫器が設置されています。また、近年は琵琶湖の水質が向上し、トビケラの餌が減って以前のような強烈な大量発生はないとのことです。
念のためと言う方は、宇治市観光協会にお問い合わせいただくか、平等院ならJR宇治駅から、宇治上神社なら京阪宇治駅からと、宇治川を渡らない観光ルートを検討されてもよいでしょう。虫が大丈夫な方は、あえて挑戦してみるのも、話の種としては面白いかもしれません。

より大きな地図で 宇治橋 三の間 を表示

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