京都迷宮パズルは、GPSを利用して京都中を探検しながら謎を解いて行く壮大なパズルです。ものは試しと挑戦してみました。
私の結果は、4時間半ほどかかって5つ中2つを解くのがやっとでした。さっぱり分からないものもあり、2つのうち一つはカンで解答したら当たったものです。結構な距離(8km程)を歩いて疲れました。これを半日ほどで解いてしまう人も普通にいるそうで、すごいと思います。
まだ挑戦されていない方へ、いくつか注意点を。
基本的に複数名のグループでするのがよいでしょう。一人で悩んで京都の街を歩くのは寂しいものがありますし、三人よれば文殊の知恵です。また、雨の日も避けた方が無難です。服や靴が濡れるだけでなく、スタート地点の京都国際マンガミュージアムで入手できるパンフは、傘を差しながら野外で広げるのは厳しいものがあり、雨で濡れるとヨレヨレになってしまいます。また、スタート時の説明でもありますが、別途交通費が必要です。受付の説明では、9割ほどは地下鉄で行ける範囲とのことですので、1日乗車券(600円)を地下鉄の駅員さんから購入するのがよいでしょう。
そして体力・知力の充実。とくに体力は必要だと思います。かなり歩きますので。さらに「ここだ」と思って訪ねた場所を外してしまうと余計に疲労が…。もちろんそれも楽しみの一つですけれども。そして、解けないストレスも覚悟しておきましょう。解けたらラッキーだと思ってみんなで楽しく頭をひねって京都を探検するのが面白いのでしょう。かかる時間は人それぞれですが、パズルが得意でない方は1日では解けないのではと思います。私は試しませんでしたが、行き詰ったらマンガミュージアムに戻るとヒントをくれるそう(ただし、当日限り)。
京都迷宮パズルは、申し込みは5月31日まで。GPS携帯類が必要で、登録後、京都国際マンガミュージアムで参加料をお支払いください。ゲームは6月5日まで行うことができます。興味のある方はお早めに。私も次回の晴れの日に再度続きを挑戦してみようと思います。
ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)
気象予報士として9年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。散策メニューはこちらから。
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