梨木神社 愛の木


京都御苑の東、梨木神社(なしのきじんじゃ)には愛の木と呼ばれる御神木があります。
愛の木は葉っぱがハート形になっていて、とてもかわいらしいです。実際の木は「桂」という種類になります。根元から何本もの木が合わさっているように上に伸びて行き、そしてこの葉っぱ。家族愛・恋愛などにご利益がありそうです。愛の木を撫でながら願い事をすると叶うと信じられています。ただ、目の前には染井という有名な井戸があるので、少し人目が気になるかも知れません。
梨木神社は、幕末の尊攘派公家として知られる三条実美(さんじょうさねとみ)と、その父である三条実萬(さんじょうさねつむ)を祀る神社です。この地に父子の邸宅があったことから明治18年に父を祀る神社が築かれました。社名は邸宅のあった梨木町に由来します。その後、実美が亡くなると自身も祀られることなりました。
実萬は「今天神」、つまり菅原道真の再来とも呼ばれるほどの博学であったところから、学問の神としての信仰があります。また、実美はあまり知られてはいませんが、内閣総理大臣を兼務したこともあります。境内には萩の木が植えられ、例年9月下旬には紫の萩の花が境内を彩ります。
境内にある「染井(そめのい)」は、京都三名水(県井・醒ヶ井・染井)の中で唯一そのまま残っているお水です。宮中の染め物用に使われたことから染井の名があります。現在も名水として多くの方がペットボトルを手に汲みに来られています。
京都旅屋では、今週末に梨木神社や廬山寺・京都御苑を訪れる散策を実施予定です。公家文化の香りが残る優雅な雰囲気を感じられる場所を散策予定です。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として9年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。散策メニューはこちらから

より大きな地図で 梨木神社 愛の木 を表示

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です